システム管理ソフトウェア
照明コントロールの枠を越え、照明マネジメントへ
Quantumソリューションの中核をなすQuantum Vue(クアンタム・ヴュー)
施設管理者が最大エネルギー効率、快適性、生産性のために照明や外光を管理することができる、
Quantumの強力なソフトウェアです。
Quantum Vueは、ウェブベースで動作するため、モバイル機器・デスクトップ/ラップトップPCのいずれでも
使用できます。Quantum VueはiPadなどのモバイル機器で動作するので、施設管理者は建物内のどこからでも
照明や電動シェードをコントロールできるとともに、建物の照明システムに関する設定、監視、解析、レポートが
可能です。
タイムスケジューリングおよびレポート
施設照明の時間ベースのコントロール
Quantum Vueソフトウェアでは大きく分けて2種類のタイマーを使用できます。
● 年間時間ベース(例: 平日夜間午後8時)
● 年間アストロノミック(例: 日の出と日没)
照明は、特定の場所で決められた時刻に、自動的にシーンを呼び出したり、オン/オフを
設定したりすることができます。
電動シェードも、特定の場所を指定した時刻に自動的に開閉することができます。
また、条件付きプログラムによって、異なる時刻で異なる動作をするようコントロールすることも可能です。
例えば、人感センサーを就業時間中には無効にし、就業時間外は有効にすることができます。
エネルギー解析・メンテナンス・システム状態のレポート
Quantum Vueを使用すれば、施設管理者はメンテナンスおよび運用業務を改善し、問題箇所をすばやく特定することが可能になります。また、建物全体または部分的に照明のエネルギー消費量をいつでも監視できるよう、報告と診断も可能になります。
アラート
自己診断+自動アラート通知
Quantumは、特定の問題に関してシステムを常時監視し、画面上のアラートまたはEメールを 通じて注意を促すことができます。問題が起きたときはQuantumから担当者にEメールを発信できるため、 問題をすばやく解決できます。
アラートの種類
アラートは、さまざまな機器・内容に割り当てることが出来ます。照明器具、コントロール、センサーなど、
不具合が発生した機器はすべてアラートを発するよう設定することもできます。
また、アラートは、ワイヤレスセンサーやコントロールのバッテリーが少なくなった場合にも発せられます。
ランプの使用時間のカウンターは、蛍光灯ランプ寿命やLEDの寿命が近づいた時、
あるいはデマンドレスポンス(電力需要応答)が始まる際に、アラートを発することができます。
Hyperion(ハイペリオン)太陽追尾オートマティックシェード
自動シェードコントロール
Hyperion太陽追尾オートマティックシェードは、365日の太陽の位置の変化に応じて、ルートロンシヴォイア QSシェードを自動調整し、不快なグレアや不要な太陽熱を遮ります。シェードの動作スケジュールはいかようにもプログラミング可能で、建物の位置と方向の情報を入力することで、直射日光が部屋に差し込む距離を制限することができます。
季節ごとの太陽位置の変化
日光の角度と強度は、年間を通して変化します。 Hyperionは毎日、建物各面のシェードスケジュールを 少しずつ変更することによって、これらの変化に対応します。
6月21日午前11:00
Hyperionソフトウェアは、自動的にシェードの位置を 決め、不快なグレアを遮りつつ必要な外光を空間に取り 込みます。窓際の照明は省エネのために調光します。
6月21日午前11:00
低い角度から差し込む眩しい冬の日差しを遮るため、 シェードを低く下ろします。窓際の照明は明るいままで、 室内の照度を維持しています。
Hyperionのさまざまなメリット
快適性と生産性の向上
窓からの不快な日差しは生産性を最大25%低減します12。
シェードをコントロールすることにより、Hyperionは
不快なグレアや不要な太陽熱を低減し、空間をより
快適にします。
景観維持
研究によれば、オフィスで働く人々は、外の景色が
見える方がより生産性が向上することがわかっています。
Hyperionにより、直射日光を遮りつつ、できるだけ窓の
外も見えるようシェードを適切にコントロールします。
外光を最大限に利用
Hyperionは、Quantumの外光利用システムと連動し、
電気照明の使用を大幅に削減します。
HVACの費用を削減
不要な太陽熱を遮断、反射することにより、シェードは
空調負荷を10〜20%節約することができます。